スウェーデン・ルンドよりミカ工場長がお届けするスウェーデン情報
by alltomsverige
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Conditori Lundagård i konkurs ルンダゴードが倒産
ルンドに訪れたことがある人なら知っているだろうコンディトリ・ルンダゴードが倒産した。
ルンド大聖堂前の通り・Kyrkogatanにルンダゴードがオープンしたのが1913年。それからたくさんの学生達の憩いの場として賑わっていた老舗コンディトリも時代の波には逆らえなかったのだろうか。
2003年から数年はオーナーが次々にかわり、今のオーナーになってから約1年半でとうとう倒産してしまったコンディトリ・ルンダゴード。
ルンダゴードだけじゃない。ここ数年はルンドの中心地の空洞化が少しずつ進んでいる。特に郊外にショッピングモールのNova Lundが出来てから、多くの店がモールに移転した。雨の日でも屋内で一気に買い物が出来てしまうというのも魅力の一つだろう。
同時にルンド中心地の家賃の問題も取り上げられる。数年前セブンイレブンにかわったLilla fiskaregatan の店舗は月の家賃が70,000krだったというし、ここルンダゴードの家賃は100,000krだったということだ。
ルンドは学生の町、自転車の町と同時にカフェの町だとも私は思う。
私がルンドに来てからの10年はカフェの時代だといってもいいほど、次々にカフェが生まれてきた。その多くが出来ると同時に学生に埋め尽くされる。カフェに座る学生があっての町だったのに、老舗・ルンダゴードはその波に乗れなかったのだろうか。
確かにここ10年に生まれてきた多くのカフェが外国風(昔ながらのスウェーデン風ではない)といっていいだろう。そんな中、老舗ルンダゴードはコーヒーを頼めばコーヒーポットがやってきて、壁には時代の著名人のポートレート。
ルンドにやってきた10年前にはよく学校の帰りにここでお茶をしたものだった。
ここで銀のコーヒーポットから自分のカップにコーヒーをゆっくり注ぎ、壁のポートレートに目をやるとまるで自分が1900年代半ばにタイムスリップしたような気になったものだ。
このままルンドからルンダゴードが姿を消すのか、それとも今風のコーヒーショップが入ってくるのかは今の段階ではわからないそうだが、買取に興味を示している人もいるとか。
これからどんな形に生まれ変わるかわからないけど、ルンド大学と一緒にルンドを作り上げてきたものが少しずつなくなっていくのは残念な気がする。
ルンド大聖堂前の通り・Kyrkogatanにルンダゴードがオープンしたのが1913年。それからたくさんの学生達の憩いの場として賑わっていた老舗コンディトリも時代の波には逆らえなかったのだろうか。
2003年から数年はオーナーが次々にかわり、今のオーナーになってから約1年半でとうとう倒産してしまったコンディトリ・ルンダゴード。
ルンダゴードだけじゃない。ここ数年はルンドの中心地の空洞化が少しずつ進んでいる。特に郊外にショッピングモールのNova Lundが出来てから、多くの店がモールに移転した。雨の日でも屋内で一気に買い物が出来てしまうというのも魅力の一つだろう。
同時にルンド中心地の家賃の問題も取り上げられる。数年前セブンイレブンにかわったLilla fiskaregatan の店舗は月の家賃が70,000krだったというし、ここルンダゴードの家賃は100,000krだったということだ。
ルンドは学生の町、自転車の町と同時にカフェの町だとも私は思う。
私がルンドに来てからの10年はカフェの時代だといってもいいほど、次々にカフェが生まれてきた。その多くが出来ると同時に学生に埋め尽くされる。カフェに座る学生があっての町だったのに、老舗・ルンダゴードはその波に乗れなかったのだろうか。
確かにここ10年に生まれてきた多くのカフェが外国風(昔ながらのスウェーデン風ではない)といっていいだろう。そんな中、老舗ルンダゴードはコーヒーを頼めばコーヒーポットがやってきて、壁には時代の著名人のポートレート。
ルンドにやってきた10年前にはよく学校の帰りにここでお茶をしたものだった。
ここで銀のコーヒーポットから自分のカップにコーヒーをゆっくり注ぎ、壁のポートレートに目をやるとまるで自分が1900年代半ばにタイムスリップしたような気になったものだ。
このままルンドからルンダゴードが姿を消すのか、それとも今風のコーヒーショップが入ってくるのかは今の段階ではわからないそうだが、買取に興味を示している人もいるとか。
これからどんな形に生まれ変わるかわからないけど、ルンド大学と一緒にルンドを作り上げてきたものが少しずつなくなっていくのは残念な気がする。
by alltomsverige
| 2009-01-22 21:35
| スウェーデン生活
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