スウェーデン・ルンドよりミカ工場長がお届けするスウェーデン情報
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Mord 殺鳥事件
現場です。
5月末未明。いつものように市立公園散歩中にそれは起こりました。
目撃者1
「ええ、彼女が・・・そうですね、この辺ですね。マーキングをするために脇の茂みのほうに移動した瞬間でした。・・・うるさいなって思ったんです。なにやら喧嘩のようでもありました。」
目撃者2
「そうですね。彼ら、よく喧嘩をしているので、またいつもの事だろうってあまり気にはとめてなかったんですが。」
目撃者1
「その瞬間上から何かが落ちてきて、この、この場所の横が若干傾斜しているんですけど、そこをコロコロと転がり落ちるものが見えました。」
目撃者2
「その瞬間は何が起こったのか私もまったくわかりませんでした。私もただマーキングをしようとまさに片足を上げた瞬間だったので、いや、本当にその格好のまま数秒かたまってしまいました。」
目撃者1
「目が点になって、ただ・・本当にビックリして、私も彼女もポカンと口をあけてしばらく放心状態になっていたようです。それが3秒だったのか、15秒だったのかは、今となってはわかりません。」
目撃者2
「いつもならそういうものが目の前に転がってきたのなら思わず飛び掛ってしまうんですが、今回ばかりは何かが違うと思ったんですね。ただ立ちすくむことしかできませんでした。」
<その時の様子を語る目撃者2>
・・・
とここまで書いて何のこっちゃわからない人も多いのでネタをあかしますが、実はこの日、ウニといつものように市立公園を歩いていたら、突然鳥達の雄たけびとともに、まだ羽も生えていないような小鳥が落ちてきたのです。
そう、それはまさにウニがおしっこをしようと構えた時で、私もビックリして口をポカーンとあけてそのコロコロと転がっていく小鳥を眺めることしかできなかったけど、ウニもまさにおしっこをしようとしたその格好のまま(しかも顔がめっちゃビックリしている)転がる小鳥を眺めるだけだったようです。
もちろんいつもならそういう小動物を見つけたウニは狩猟本能のため追っかけ始めるのがおちですが、この日ばかりは、私達二人とも(一人と一匹とも?)あまりのドラマにあいた口がふさがらず、ウニも攻撃することなんて考えてもなかったようです。
小鳥だ・・と思って、私が生きているのなら助けなきゃ!と思って傾斜を恐る恐る下ると、ウニも恐る恐るついてきました。私が心配して小鳥を覗き込むとウニも一緒になって覗き込んでます。
でも小鳥はすでに死んでいました。死んでいるのに親鳥達はまだ殺人鳥とギャーギャーとやりあってます。
「死んじゃってるよ、ウニ。行こう。」というとウニは別に抵抗することなく、ついてきましたが、私もウニもしばらく放心状態でした。
自然って厳しいなってもしかしたらウニも感じたのかな?自分がおしっこをしようとしていたときの事件だっただけに・・。
5月末未明。いつものように市立公園散歩中にそれは起こりました。
目撃者1
「ええ、彼女が・・・そうですね、この辺ですね。マーキングをするために脇の茂みのほうに移動した瞬間でした。・・・うるさいなって思ったんです。なにやら喧嘩のようでもありました。」
目撃者2
「そうですね。彼ら、よく喧嘩をしているので、またいつもの事だろうってあまり気にはとめてなかったんですが。」
目撃者1
「その瞬間上から何かが落ちてきて、この、この場所の横が若干傾斜しているんですけど、そこをコロコロと転がり落ちるものが見えました。」
目撃者2
「その瞬間は何が起こったのか私もまったくわかりませんでした。私もただマーキングをしようとまさに片足を上げた瞬間だったので、いや、本当にその格好のまま数秒かたまってしまいました。」
目撃者1
「目が点になって、ただ・・本当にビックリして、私も彼女もポカンと口をあけてしばらく放心状態になっていたようです。それが3秒だったのか、15秒だったのかは、今となってはわかりません。」
目撃者2
「いつもならそういうものが目の前に転がってきたのなら思わず飛び掛ってしまうんですが、今回ばかりは何かが違うと思ったんですね。ただ立ちすくむことしかできませんでした。」
<その時の様子を語る目撃者2>
・・・
とここまで書いて何のこっちゃわからない人も多いのでネタをあかしますが、実はこの日、ウニといつものように市立公園を歩いていたら、突然鳥達の雄たけびとともに、まだ羽も生えていないような小鳥が落ちてきたのです。
そう、それはまさにウニがおしっこをしようと構えた時で、私もビックリして口をポカーンとあけてそのコロコロと転がっていく小鳥を眺めることしかできなかったけど、ウニもまさにおしっこをしようとしたその格好のまま(しかも顔がめっちゃビックリしている)転がる小鳥を眺めるだけだったようです。
もちろんいつもならそういう小動物を見つけたウニは狩猟本能のため追っかけ始めるのがおちですが、この日ばかりは、私達二人とも(一人と一匹とも?)あまりのドラマにあいた口がふさがらず、ウニも攻撃することなんて考えてもなかったようです。
小鳥だ・・と思って、私が生きているのなら助けなきゃ!と思って傾斜を恐る恐る下ると、ウニも恐る恐るついてきました。私が心配して小鳥を覗き込むとウニも一緒になって覗き込んでます。
でも小鳥はすでに死んでいました。死んでいるのに親鳥達はまだ殺人鳥とギャーギャーとやりあってます。
「死んじゃってるよ、ウニ。行こう。」というとウニは別に抵抗することなく、ついてきましたが、私もウニもしばらく放心状態でした。
自然って厳しいなってもしかしたらウニも感じたのかな?自分がおしっこをしようとしていたときの事件だっただけに・・。
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| 2007-06-01 18:59
| スウェーデン生活
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